WT-2000とパソコンを使った時計の生波形観測方法

用意するもの
1,WT−2000 (他社の機械でも刻音の出力端子があれば使えます)
2,パソコン (Linux、Windows)
3,音声編集ソフト:フリーソフトの Audacity がお勧めです。
4,音声ケーブル:両端に3.5φのプラグのついたケーブル 写真→
  (モノラルでもステレオでも可) 大きな電気店にあります。400〜800円
有用なソフトを無償で公開してくださったAudacityの開発者の方々に感謝いたします。

準備・測定方法
1,音声編集ソフトをパソコンにインストールします。
2,Windowsの場合、「ボリュームコントロール」の「録音」で、「ライン入力」または「マイク入力」が使えるようにします。
 例えばWindows2000の場合、マイコンピュータ→コントロールパネル→サウンドとマルチメディアのプロパティで 「タスクバーにボリュームコントロールを表示する」にチェックを入れてボリュームコントロールアイコンを表示させます。 ボリュームコントロールアイコンを右クリック→ボリュームコントロールを開く→オプション→録音をクリック→ライン入力にチェック

3,WT-2000の電源を入れ、マイクに時計を載せて、WT-2000のスピーカから刻音が出ていることを確認します。
4,WT-2000の音声出力端子と、パソコンのライン入力端子の間を音声ケーブルで接続します。
  もしも使用する音声ケーブルが「抵抗入り」ならパソコン側は「マイク入力」を使用します。
5,音声編集ソフトを立ち上げます。パソコンのセッティングが正しければこの段階でパソコンのスピーカから刻音が聞こえます。
  (もしもWT-2000の音量つまみを右に回しても音が出ないようならパソコンのセッティングに問題があります。)
6,音声編集ソフトの録音ボタンを押して数秒録音してから停止します。
  波形が表示されますのでこれを拡大して観察します。

音声編集ソフト:Audacityの画面↓